竜之介くんは5歳ですが、偉い! |
再びテレビの話題です。 「さんまのスーパーからくりTV」という番組があることは知っていますよね。この中にいまギター少年、竜之介くんと言う5歳の男の子にスポットが当たっていますが、我が家ではとても人気がある少年です。 彼はギターの腕前も凄いのですが、大阪弁で話すその話の内容も、大人顔負けの感じで思わず唸ってしまうような感じ子供なのです。その竜之介くんが、先日番組デレクターの質問に答えた内容にとても感動したのでその内容をお伝えしたいと思います。 その日の取材の際に、竜之介くんと一緒に新聞のチラシを見ていたデレクターが、チラシに載っていたゲームソフトを指さして、「ゲームなんかに興味はないの?」と竜之介くんに質問したのである。すると竜之介くんはこう答えたのです。「嫌いじゃないけどな・・・。俺は闘いのゲームが嫌いやねん。どっちかというと、ワンちゃんなんかを育てていく方が好きやねん」と言うのです。 これを聞いたデレクターが「どうして闘いものが嫌いなの?」と聞くと、竜之介くんは見ていた私達一家の胸を熱くするような発言をしたのです。 「悪者でもなあ、殺したったら可哀想やもん。そやろ? だから悪いのを直してやるとかしとったらええのに、みんな殺すやろ、それが嫌いなんや」と言ったのです。 私は、たった5歳の子供から、人間に取って一番大事なことを教えられたような気がしました。 最近のニュースに出てくる暴力事件の当事者達である青少年たちに、彼のこの言葉を聞かせてあげたいと思いました。それは彼たちが起こした事件は、まさにゲームと現実の区別が付かなくなっていると言われても仕方のない事件ばかりだからです。 私はこの竜之介くんのような子供ばかりであれば、日本の将来も安心なんですが、今の青少年の考え方は理解できません。 でも竜之介くんの言うのように、「悪ければ直してやる」と言う気持ちが必要なんだと言う意見を聞くと、自分自身の考え方に多少反省しなければいけないことだと思います。 そんな戒めを込めて、この竜之介くんのこの言葉をもう一度かみしめたいと思います。 「悪者でもなあ、殺したったら可哀想やもん。そやろ? だから悪いのを直してやるとかしとったらええのに、みんな殺すやろ、それが嫌いなんや」 |
by akiko_550722
| 2005-06-14 16:58
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