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 日常の生活の中で、ふと思う事や、考える事、又は自分の過去の記憶を思い出して書いてるエッセイである
by akiko_550722
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友人と行った思い出の旅行 その1

 ちょっと時期的にずれていますが、数十年前のゴールデンウィークに(私は27歳位だったと思います)、当時、勤めていた会社の仲間と連休を利用して旅行しようと言うことになったのです。

 そこで私は、以前テレビで見た、釧路の市場で食べる朝食の映像を思い出し、絶対にそこへ行って食べてみたいと主張したのである。するともう一人の人間は「俺は知床岬で遊覧船に乗ってカモメにえさをやりたい」と言うのです。これらの意見が取り入られて、道東方面に二泊三日の計画で行くことにしたのです。

 当日の朝早く、我々は会社の駐車場に集合して、一台のワゴン車に乗り込み出発したのです。その日は天気もよく快調に車を飛ばし、旭川から層雲峡を経由して石北峠を目指したのです。さすがに石北峠にさしかかると四月末だというのに、雪が残っており、休憩で立ち寄ったドライブインではあったかい蕎麦がとても美味しかったのを覚えています。

 そして午後の二時過ぎに知床に到着し、さっそくW君が力説していた遊覧船に乗ることになったのです。みんなでカモメの餌となる「カッパえびせん」を片手に乗り込みました。やがて沖に出たのですが、どこを見渡してもカモメの群衆など見あたりません。H君が笑いながら「どうやってカモメに餌やるんだ?」と、嫌みっぽくW君に言ったのです。
 するとW君は「こうやって待つんだよ!」と右手に一本の「カッパえびせん」を手にして高々と手を上げたのです。するとそれまで一羽もいなかった空に、まるで映画にようにカモメたちが飛んできたのです。そこで我々も慌ててW君と同じポーズでカモメたちを待ったのです。すると信じられないことに、空には何百羽のカモメが集まって来て、私たちの指先から次々と「カッパえびせん」を啄んで行くのです。

 私たちはこのカモメたちに餌をやることに夢中になり、スピーカーから流れる観光案内も、自然溢れる知床の景色は何一つ覚えていませんでした。それよりも野生のカモメに直接餌をやることが出来たことと、ヒッチコックの「鳥」を思い出すような鳥の大群に感動していたのです。

 その夜は網走に一泊して、翌日は阿寒や摩周湖を見学して根室経由で、釧路の一泊したのである。そして翌朝、私が今回の旅行の最大目的である、和商市場での朝食である。これを食べるためにホテルも私が歩いて二分程度の場所を選んだのである。

 しかし、朝早くから騒ぐ私を横目に昨夜の疲れから、朝飯いらないなんて言うヤツもいたのです。そこで私はこの朝食の楽しさを説明して連れ出しました。この食事は、ご飯を買って、新鮮なお刺身をお好みで選んで自分だけの海鮮丼を作って食べることが出来るのです。

 早速、和商市場に行った私は、大盛りのどんぶり飯を買って、たくさんのお店を回って吟味したのです。とあるお店のネタが気に入ってそこの、中トロとイカ、ウニとタラバガニ、ヒラメとイクラをトッピングしたのです。それで値段が1600円位だったと思う。そして近くのベンチに陣取って我を忘れて食らいついたのです。うまかったなあ。思い詰めていただけあって、その満足度は言葉では表せませんでした。
 ほかの連中もそれぞれ自分の好みに合わせて食したようで、みんな満足したようでしたから、引き連れてきた私の立場も安泰というわけです。そしてこの後、襟裳岬経由で帰ることになったのですが、大変なことになって行くのですが、それは明日のお楽しみと言うことで、今日はこの辺で・・・。
by akiko_550722 | 2005-06-08 16:00
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